「立ちたい、歩きたい、早く治したい、痛みを和らげたい」義肢装具を必要とする想いは様々です。私達はそれぞれのその想いを叶えられる義肢装具づくりを目指しています。
立ちたい、歩きたい想いの方には装具を作製するまでに多くの時間を使います。身体の状態、生活環境、やりたい事などお客様とのコミュニケーションを通して義肢装具の設計を考え、相談してはじめて製作にかかります。
早く治したい、痛みを和らげたい想いの方には適切な採型や採寸によりフィッティングの良い義肢装具を早期に納品し、早期離床、治療促進、早期社会復帰につながるサポートをさせていただいております。
また、最近では理学療法士をはじめ他業種との連携によりプロサッカー選手や社会人野球チームのインソール作製も行っております。
2016年からはじめました小中高生の足のトラブル、靴の相談会はご好評をいただき弊社開発ローファー「チェリーブロッサム」は学校指定靴に採用されました。累計1000足を超えるご注文をいただき、多くの方々から喜びの声をいただいております。足の正しい知識や運動、正しい靴の選び方を伝え、快適な学生ライフを過ごすお手伝いができる事は従来の義肢装具の枠を超えた取り組みとなり、新たなチャレンジをさせて頂けることをとても嬉しく思います。
さらに大きな目標としては循環する福祉社会実現に貢献したいと考えております。循環する福祉社会とは障害や病に関わりなく、それぞれの個性を社会が理解し、助け合い、希望の職業や夢を実現できて笑顔が循環する社会を考えております。その実現のために私達は、義肢装具の提供による身体の自立サポートにとどまらず、啓蒙活動や情報発信、イベントへの積極的な参加を行い、義肢装具使用者の日常生活での自立と社会生活での自立の両方のサポートを行いたいと考えております。
これには多くの皆様の御指導、ご鞭撻を必要とし、今後とも末永くお力添えをいただければ幸いです。どうぞよろしくお願い申し上げます。